家づくりのご相談をしていると、
「2年後くらいには考えたいですね。」
「まだそのうちでいいかなと思っています。」
「今すぐではないけど、いつかは建てたいです。」
というお話をいただくことがあります。
もちろん、家づくりは人生の大きな決断です。
焦って進めるものではありませんし、しっかり準備をして進めることが大切です。
ただ、私たちが最近感じているのは、ここ数年で家づくりを取り巻く環境が大きく変わってきているということです。
家づくりの費用は上昇傾向にあります
ここ数年、住宅業界では建材価格や住宅設備価格、人件費などの上昇が続いています。
木材や鉄などの建材はもちろん、キッチンやユニットバスなどの住宅設備も値上がりを繰り返しています。
また、職人不足による人件費の上昇もあり、同じ家を建てる場合でも、以前と比べて建築費は高くなっています。
さらに、人気エリアでは土地価格も上昇傾向にあります。
つまり、数年前と同じ予算でも、建てられる家や購入できる土地が変わってきているのが現実です。
金利上昇も家づくりに影響しています
建築費や土地価格だけではありません。
住宅ローン金利も以前より上昇しています。
例えば、フラット35の金利は昨年と比較すると大きく上昇しています(昨年6月:1.89%、今年6月:3.32%)。
住宅ローンは長期間にわたって返済するため、わずかな金利差でも総支払額には大きな影響があります。
また、最近では金利の分借入可能額そのものが下がり困ってしまうケースも出てきています。
実際に起きていること
最近のお客様の中にも、
「希望していた土地が予算内で購入できなくなった」
「借りられる金額が下がり、建物にかけられる予算が減ってしまった」
「去年なら実現できた計画を見直さなければならなくなった」
というケースが実際にあります。
もちろん、数ヶ月で劇的に状況が変わるわけではありません。
しかし、家づくりを先延ばしにしている間に、
- 土地価格が上がる
- 建築費が上がる
- 金利が上がる
という変化が積み重なり、結果として選択肢が少なくなってしまうことがあります。
私たちは「今すぐ建ててください」と言いたいわけではありません
この記事を読んで、
「急いで契約しなければいけないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
でも、私たちはそうお伝えしたいわけではありません。
家づくりは、ご家族にとって最適なタイミングで進めることが一番大切です。
ただ、そのタイミングを判断するためにも、今の住宅価格や土地価格、住宅ローン金利の状況を知っておくことは大切だと考えています。
まずは現実を知ることから
住まいのパズルでは、
「今の予算でどんな家が建てられるの?」
「土地から探した場合、どれくらい予算が必要なの?」
「無理のない住宅ローンの借入額はいくらくらい?」
といったご相談も数多くいただいています。
まだ建てる時期が決まっていなくても大丈夫です。
むしろ、早い段階で現実的な予算や計画を知っておくことで、将来の選択肢を広げることにつながります。
家づくりは、思い立った時にすぐ始まるものではありません。
だからこそ、
「そのうち建てたい」
と思った今が、まずは情報収集を始めるタイミングかもしれません。





































